運動の常識を覆すスーパーボディトレーナーのブログ

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軸なんてものは存在しない!!!~言葉のトリック~

こんにちは!スーパーボディトレーナーのたーきーです!

 

運動指導者に向けての記事です😉

 

 

 

「言葉」それぞれにイメージがあります。

 

「言葉」に付随するイメージに人は大きく惑わされる。

 

特に運動指導者は相手に運動を伝える際の言葉をよーく吟味しなければならない。

 

「その言葉の意味。」ではなく。

「その言葉を使うと相手はどんなイメージ(連想)をしてしまうのか。」というところ。

 

 

例えば「軸」という言葉があります。

 

元々ダンスの業界とかでよく耳にしていましたが、最近ではスポーツ業界や機能訓練の現場でもよく聞くようになりましたね。

 

 

・軸を作る
・軸の通った姿勢

・軸のある身体

 

 

実際の現場でもこのような言葉を用いて運動指導をしてしまってはいませんか?

 

なにがよろしくないのか分からなければ自分ごととして捉え直してみましょう。

 

貴方は「軸」という言葉を聞いたときにどのようなイメージが湧いてくるでしょう。

 

 

 

きっとモップの柄のような一本の棒状のものをイメージをしてしまいませんか?

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それを「身体の中に作れ」と言っているということになります。

 

残念ながら、そのようなイメージをもっていては身体を機能的に動かすことはできません。

 

 「スクワット」の画像検索結果

 

それどころか身体はどんどん固く動かなくなってしまいます。(トレーニングとしては「キツイ」と感じ易くなるからいいのでしょうが…。)

 

言葉の利便性として「軸」という言葉を個人的に使っているだけなら構わないでしょうが、

 

指導する立場として、「軸」という言葉をお客さんに直接使ってしまうのはあまりよろしくありません。

 

指導者が「軸」という言葉を使った途端、お客さんは一本の棒状のようなものを身体の中に練り上げ、意図せずロボットのような動きに仕上がってしまいます。

 

指導者とお客さが共にそれ(ロボットみたいな感じ)を【理想】とするなら何も問題ありませんが。

 

「軸」と言われるようなものを作った時点で筋力的にも弱く機能的な動きや身体はできません。
これについては簡単な検証で確認できます。

 

 

仮に、「軸」というものがあるとするならば、

 

それは変幻自在に場面や態勢等により変則的に動くものであり、捉えられないものになります。

 

 

そう。もはや「軸」という言葉が当てはまりません。笑

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「軸を作ろう!」としたり「軸を捉えた!」と感じるならば、

 

それはすでに棒状のようなものを身体の中に作って固まってしまっている証拠です。

 

ロボットを量産したくないのなら、指導者が指導現場で使う言葉は「軸」ではなく、

他の言葉を用いてお客さんに分かりやすくお伝えしていくことをオススメします。

 

逆にロボットを量産したいならバンバン「軸」という言葉を使っていきましょう。笑

 

 

 

最後までありがとうございました!

 

 

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